事業概要

就労準備支援の支援が始まるきっかけは、市役所にある生活自立支援課の窓口へ本人や親族が相談に来ることから始まります。または、関係機関からの紹介です。
ご本人との面談を通じて、就労が出来ない原因がどこにあるのかを探り、支援計画書を作成し、『生活自立支援』から『社会自立支援』、そして『就労自立支援』に至るまで一貫した支援を行い、その方に合ったスピードで伴走型支援を進めていきます。
また、就労に向けた第一歩として社会参加の機会を作るため、ボランティア活動を実施し、活動先の開拓や、短時間雇用の提案・切り出しなども積極的に行っています。

 

 

 

 

 

 

ご利用までの流れ

 

まずは市役所の生活者困窮支援にお問い合わせください。

八王子市福祉部生活自立支援課
窓口
市の相談支援員との
相談
私たち(就労準備支援員)との
相談
一人ひとりに合った
支援

 

 

 

活動内容

面談を通して下図のどの部分でつまずいているのかを本人と確認して、
できることから就労に向けた支援を行う

 

 

今、何に困っているのか?今まで何に働きづらさを感じてきたのか?を
本人と一緒に考え、行政のサービスを利用した支援を行います

 

社会自立支援のためのボランティア活動・活動先の開拓などの様子

 

挨拶やコミュニケーションが難しい人や当たり前のことなどに課題がある方に向けて、
段階を追って地域や社会生活に馴染んでいけるように、
ボランティア活動への参加やそのための活動の場を開拓しています。

 


 

 

 

●最初に社会活動の入り口としてイベントや清掃などのボランティア活動(無償)に参加して、
挨拶や日常のコミュニケーションに慣れていきます。

 

 


 

 

●活動に慣れてきましたら、希望に合わせて職場体験も兼ねた有償ボランティアなどへの参加を勧め、
働くためのコミュニケーションや人付き合いなど、地域の生活に慣れていくよう支援しています。

 

東京たま未来メッセで受付活動の様子 (1日¥1,000の交通費支給・お昼のお弁当あり)

 


 

 

●活職場体験を兼ねた有償でのボランティア活動などに協力いただける、
事業者の方や受け入れ団体の開拓を進めています。

 


活動先の道の駅で蕎麦詰め作業

活動先の猫カフェで保護猫のお世話

 

 

 

利用者の事例

Aさんは30代の精神障害のある女性。
病気の後遺症で身体障害のある父親と同居しています。父親の身の回りの世話は、全て彼女が一人で担っており、周囲には相談できる人もおらず孤立していたため、自分の将来について全く希望を見出せず、生活も荒んでいた状況でした。
そんな中で、市役所で就労準備支援事業を紹介されて、支援員と共に、就労準備支援プログラム計画書を作成し、自らの生活リズムを立て直すことや、日中の活動場所をつくること、父親を介護サービスの利用に繋げること、など具体的な目標をスモールステップで設定して、一つずつ取り組み、達成していきました。
今では、Aさんは規則正しい日常生活を送れるようになり症状も安定して、就労への意欲も高まり、就労移行支援事業所を利用しながら、訓練を通して得意になったPCスキルを活かした事務職に就きたいと希望しています。
一方、父親は老人ホームへの入所が決まり、安心して快適な生活を過ごしており、Aさんも定期的に面談に訪れています。

 

Bさんは40代男性。
親族が市役所に来庁した際に、就労準備支援事業のことを知り、勧められ窓口に来られました。
今までの人生を振り返ると、ずっと生きづらさを感じていて、普通に仕事をして、普通に生活をしたかったけど、普通になれなくて諦めてしまった。自分はもしかしたら障害があるのではないかと自覚はあったが、どうしていいのか分からず、障害を受け入れるのも怖く、家族にも申し訳ない気持ちもあり、死ぬことを考えたこともあったと話してくださいました。
コミュニケーションに自信がなかったことから、ユーロード清掃に参加して顔見知りを作り、人に慣れることから始めて、自然に挨拶が出来るようになりました。今まで、相談出来る人もいない、情報もない状況だったBさんですが、初めての病院への受診同行や、分かりづらい各種行政サービスの案内など、相談相手として話を聴きながら、一緒にどうしたらよいのかを考えて支援を進めています。今後は、得意・不得意など自己理解を深めるプログラムを行い「自分に出来ることをしたい」と、
就労に対しても前向きな姿勢を取り戻しています。

 

Cさんは50代男性。
今まで就労しても長く続かなかったため、次第に他人と接することが怖くなり、家に引きこもりがちの生活を送っていました。
家族との折り合いも悪く、親も高齢になっていて、いつまでも頼るわけにもいかない。自立できるようになりたいと希望しているものの、就労への不安があるため、なかなか一歩が踏み出せず、どうしたらよいのかわからない状況が続いていましたが、市役所に相談に行ったところ、就労準備支援事業を紹介されました。
就労準備支援員がどこに働きづらさを感じてきたのか、Cさんから丁寧に話を聴いていく中で、背景に障害の可能性があるのではないかと感じ、Cさんに障害者雇用を検討してみてはどうかと提案したところ、Cさんも同意したため、障害者福祉のサービスと繋がることが出来ました。
現在は、就労継続支援B型事業所に通所しながら、自らの適性を活かして、安定して働けるようになるための訓練を受けています。さらに、支援員から障害年金の受給を申請してはどうかと勧められ、申請手続きを進めた結果、障害年金の支給が決定しました。
将来的な生活の不安が和らいだことで気持ちも前向きになったCさんですが、今後はグループホームに入所しての自立を目指しています。

 

 

 

事務所概要

利用時間
月曜日~金曜日 9時~17時
休  み
土曜日、日曜日、祝日
年末年始
スタッフ
4名
臨床心理士 2名
キャリアコンサルタント 1名
行政書士 1名
住  所
〒192ー0051
東京都八王子市元本郷町
4ー17ー3 

東京土地建物(興和ビル)103

TEL/FAX
TEL:042ー683ー3368
FAX:042ー686ー1788
運営法人
特定非営利活動法人 わかくさ福祉会